因みに、奥宮堀越「零戦」ではこの機体仕上げの事を「この様な瑣末な問題を指摘するばかりで」とかなり批判的に書いている。

そもそも恐らくソースが同じ当該書籍を読んだ上で馬力低下を語っているのだろう?
つまり堀越に言わせればあれが「当時5普通の工作精度で、瑣末な問題に過ぎず」、誉が悪いのに他の原因にきせていると顕にしている。
だったら紫電改と比較すべきは524km/hだろう。
当時の一般的な工作精度で紫電改が598km/hをマークする事が出来て、その「瑣末な」問題を修正する様な拗れ方をしなかっただけであり、やり直しを行えたA7M1の574km/hの方は平滑性で相当恵まれていると言わざるを得ない