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真空管アンプは、一般的なアンプ(トランジスタアンプ)と比べて、あたたかみのある柔らかくて滑らかな音が特徴です。
その理由として、真空管アンプは信号増幅時に偶数次の歪みが多く付加されることが挙げられます。
偶数次の歪みは、超高音がカットされたCD音源には含まれない一方、自然の音には含まれるもの。
真空管アンプによって人間が好む倍音を増加できます。
一方、トランジスタアンプは音の情報量が多く、ノイズは少なめで広範囲の音域をカバー。
真空管アンプと比べると、どことなく冷たく、耳にきつい音と表現されることがあります。