フランスの経済成長率も前二者と似たようなもの。しかもGDPは更に劣る。実はフランスの企業は政府が支配し、自由化が進んだ今も大株主。
ではどこで稼いでいるかと言えば、EU最大の農業生産。何とEU全体の三割にのぼる。しかし工業製品や金融なども、満遍なく網羅している。
例えるならば、世界におけるアメリカが占める位置を、フランスはEU圏内において占めている。何でも出来て、一人でもやっていける訳だ。
しかし失業率、特に若年層の失業率は、ギリシャやスペイン、イタリアに次いで高い。これには路上生活している、住所不定無職の移民は含めない。