健全なアニメ作品を作るよう求めるなど、エンタテインメント業界に関する規制が強化されている中国。
そんな中、「中華人民共和国駐大阪総領事館」の公式ツイッターが『ラブライブ!スーパースター!!』の主要キャラクター・唐可可(タン・クゥクゥ)を絶賛し、
《クゥクゥちゃんが認められた!》と話題になっている。

該当するツイートを見てみると、《今年7月からNHKで放送し始めたアニメ「LOVELIVE SUPERSTAR」では、シリーズ史上初の中国出身メインキャラ
「唐可可」を起用した。 情熱かつ陽気で、大胆な性格と豊かな創造力で両国の多くのファンを博した》と書かれており、かなり好意的に見られている模様。
また別のツイートでは、《勉強一筋のため数学が上手ながらも体力はゼロ、どんな人でも馴れ馴れしい、不満ならすぐ言い出すなど、中国人らしい性格を
持っており、中国でも大好評》とキャラクター性にまで踏み込んで分析されており、中国で人気があることも明かされていた。

一連のツイートに日本のネット上では、《クゥクゥちゃんは中国の星になるのか!?》《よっしゃ、中国ライブ確定?》
《大阪領事館にはラブライバーがいるのかLiyuuの元々のファンがいるんだろうな》《中国で受けるタンクゥクゥすげえよ》といった声が上がっている。

クゥクゥの“デモ”は中国で許されるのか…
ちなみに総領事館のツイートでは、中国人らしい性格として「不満ならすぐ言い出す」といった一見ネガティブなキャラクター性も取り上げられていた。
とはいえ「言いたいことを言う」ことを美徳と考えるなら、確かに可可のストレートな物言いは美点と言うこともできるだろう。
またツイートでも触れられている通り、お団子ヘアや「○○アル」といった語尾など記号的な表現を使わず、「中国人らしい」キャラクターを作り上げた
制作陣はさすがとしか言いようがない。

(続く)