>>177
>>213

なお宇宙望遠鏡の名で知られる米国の天文学者ハッブルが1924年に観測の結果証明するまで、「銀河系=宇宙そのもの」
であると思われていました。

つまりアンドロメダ星雲などの銀河系外の島宇宙もそれまでは銀河系内の単なる星雲扱いされていたんですね。
もっとも銀河系の大きさが約10万光年と判明したのが1910年代の話であり、それ以前の宇宙観からすればその大きさだけでも
充分に広大だったのですが。

そしてハッブルが宇宙の大きさを解明するまでの経歴が凄すぎるというかラノベ主人公でもやらないレベル。 以下抜粋
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シカゴ大学で学ぶ、エドウィン・ハッブル (1889-1953)はボクシングのスター選手でした。
世界チャンピオンと戦う企画まであったようです。

重量級のプロボクサーになることも考えたのですが、結局は大学院に行くことを決めます。
そして、イギリスのオックスフォード大学で、法学を学びます。
またそこで彼はトラック陸上競技のスター選手となります。
また、ボクシングのエキシビションマッチでフランスの国内チャンピオンと対戦したようです。

その後彼はアメリカに帰って高校の教員などをしていましたが、結局天文学者になることを決意し、シカゴ大学に戻り博士号を取ります。
第一次世界大戦が始まると 1917 年に従軍します。
そして見る間に頭角をあらわし、1919 年の戦争終了には少佐にまでまで上り詰めます。
戦争が終了すると、ワシントンのカーネギー研究所に勤めウイルソン山天文台で最新鋭の望遠鏡を用いて研究しました。(後略)