未来を築く常温核融合
ジェト・ロスウェル Jed Rothwell
https://lenr-canr.org/acrobat/RothwellJmiraiokizu.pdf

今まで最も劇的な実例は水野の報告した実験で、100 グラムのパラジウムの陰極を用いて、
一ヶ月以上数ワットの過剰熱を認めて、合せて 12 メガジュールを発生した。
一ヶ月すぎたある朝、非常に熱くなっていて、とうとう 100 ワット以上を出力していた。
セルは触れないぐらい熱かったので、水野は危険を感じて、電源を切った。切った後も発熱が続いた。
この現象は他の研究所でも観測されたことがあって「死後の熱」と呼ばれている。
水野はセルを電源から取り外して水がいっぱい入っているバケツに沈ませた。
次の朝にはバケツの水が全部蒸発していたので、再び満たした。
また蒸発してしまい、再度バケツを水で満たした。11 日間に合計 37.5 リットル蒸発してから
やっと室温に冷めた。これだけの水を蒸発させるには 85 メガジュールが必要である。
電源を切る以前の過剰熱まで含めると、少なくても 97 メガジュールの発熱があった。
これは 2.8 リットルのガソリンに含まれるエネルギーに等しい。
したがって、常温核融合の陰極は「永久に燃えるマッチ」のようなもので、燃え尽きない、
目に見えるほどの燃料を消費しない。実験の陰極は何週間も絶えず発熱することがあるけれど、
研究者は陰極やセルのほかの試料の分析に取り組もうとして、普通は一、二ヶ月で実験を終える。
過剰発熱をするセルをそのままほっておいたら、何週間、何ヶ月、ついに何年も発熱することは
疑う余地がない。


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これが不思議。東北大学の量子水素エネルギーでも小さなナノニッケルセルに軽水素を吸蔵させてから
核融合させると2週間以上も発熱が続くという
このpdfの結論は熱核融合は全く実用的じゃないので常温核融合をやるべきだ