>>517
安易…とは少し違うね。

「NAP(光)に採用した160×180と言う大シリンダーは当時、世界でもあまり採用せず中島では魔のシリンダーであることを知らなかったのである。
日本で生産された航空エンジンでは、川崎の160×190が最大の
ものである。東大の故内丸教授の著書に筒径150mm以上のシリンダーは使い物にならないと聞いた事がある。
それでも当時は光系エンジンで1000hpが得られないかと考えたのである。100オクタン燃料で地上全開まで運転して、ついに愛想をつかしてしまったのが昭和12年であった」

ボアがデカイと燃焼が安定しないのは中島が苦しみ抜いた末に下した避けようの無い結論
といいながら護でも案の定失敗するのである