(japanese.cri.cn, 2019-06-24)
良好な関係に利益を得る 対話が齟齬を無くすルート=米中関係基金
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今年は中米両国の国交樹立40周年に当たります。
このほど、ジョージ・H・W・ブッシュ米中関係基金会の責任者であるニール・ブッシュ氏がCRI記者のインタビューを受け、
「この40年、米中は共に良好な関係発展による利益を得てきた。対話こそが現在の両国関係の問題を根本的に解決するルートだ」と示しました。

ニール・ブッシュ氏は第41代米大統領ジョージ・H・W・ブッシュ氏の三男で、1975年に父の訪中に随行しました。
ニール・ブッシュ氏は「米国はこの40年間、明らかに両国関係から利益を得てきた。
グローバリゼーション、特に中国との関係発展によって、米国の国内総生産(GDP)は大幅な成長を遂げている。
中国もまた、米中関係の受益者である」と述べました。

今年、中米両国は様々な課題に直面しています。そのうち、最も厳しい問題とされているのが、
米政府が一方的に起こした貿易摩擦です。
ニール・ブッシュ氏は、一部の米政府関係者による対応を批判し、
「米国の政治家は、政治的利益を得るために、米国の問題を中国になすりつけている」と述べ、落胆の意を示したうえで、
「我々が中国との関係発展を促進していきたい」との決意を語りました。(殷、謙)