国後は「ごみと戦車と大砲の島」と憤るロシア人…仏国籍の映画監督が描く北方領土
11/29(月)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fbcf167b8f39ca8b25f441b503a822c7c7a5b80
監督は旧ソ連時代のベラルーシ出身で、フランス国籍のウラジーミル・コズロフさん(65)。
2018年5〜6月に国後島で撮影した。上映時間は74分。
環境破壊など島の現況に批判的なロシア人島民を中心に展開する。
行政側の人物が「国後島はロシアの領土だ」と語る一方で、1946年頃に島に移住し、
日本人島民と交流したロシア人男性は日本人の強制送還、日本人墓地や神社などの
破壊が行われた当時の様子をつまびらかにする。
兵器が放置される状況に、「ごみと戦車と大砲の島だ」と厳しく非難する男性や、
下水処理が未整備なありさまを嘆く女性も登場する。
動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開中の予告編(英語版)では、根室市の花咲港で
ウニを水揚げしているロシア人漁業者が「日本人は隣人。
不法に占拠した島は日本に返すべきだ」とも語っている。
映画は2020年11月、フランスのクレルモン・フェラン市で開催されたドキュメンタリー映画祭で
グランプリを受賞した。
ロシア国営のプロパガンダ的な映像が多い中、北方4島の現状について批判的なロシア人の
声を交えた映画は珍しい。コズロフさんは「映画で、現代ロシアという文脈の中で北方領土の
問題を調査し、理解しようと試みた。この問題を口に出すことは不都合な事実。
フィクションの部分は全くなく、全てが時の記憶であり、実在の人物の考えと感情だ」と語っている。


ロシアは、侵略で得た領土はほとんど返還しているし、併合した国をほとんど独立させているが
北方領土だけ手放さないんだよな
日本政府としては、北方領土が返還された場合、米軍は駐留させないとかの条件は飲むだろうに