>>566
厳密に言うと舵が小さいというより、一枚舵だったので結果として旋回性能が悪く、
舵面積不足と判明したんだね。

牧野茂氏の日米戦艦比較論では2枚舵の新戦艦の旋回半径を直径と解釈したことで絶賛されてる
マリーナ型舵だが、一枚舵の艦はこのアラスカ級や駆逐艦のフレッチャー級も旋回直径は大きく、
米海軍では問題視されてる。
朝鮮戦争で現役復帰した艦は舵面積増大工事を行った。

フレッチャー級では30ノット時867mだが、2枚舵にしたサムナー級で排水量と全長の増加にも関わらず
同速力時に640mに改善された。
日本駆逐艦との比較では比較的旋回性能が悪いと言われたあ朝潮型で32ノット時830m、
島風が36ノット時860m