日本の参謀本部は、欧州への40個師団100万人の出兵を検討してるんだけどな、1917年に

海路による西部戦線、シベリア鉄道による東部戦線の両方
海路は40個師団の輸送には船腹が足りないと断念し、シベリア鉄道なら50個師団を送れがロシアの支援能力に疑問を呈している
どちらにしても、輸送能力、戦費の面で負担は莫大としならがも、連合国の支援次第では可能性ありと結論づけている

アメリカはフランスに200万人を派遣した
半分は自前で、半分は英仏の船舶を使った
アメリカに先んじて日本の100万人を送ろうと思えば可能だった理屈

西部戦線に出兵する場合、アメリカがそうだったように、フランス到着後に、戦車や飛行機といった最新鋭兵器の提供を受けるので、日本からの装備の輸送量は減るし、日本陸軍自身の近代化のまたとないチャンス

陸軍の留守中、オーストラリアが海路日本に攻めてくる?
輸送力、上陸力、兵站力を考えればあり得ないヨタ話

ドイツの青島をつまみ食いして英国の不信感を買うのではなく、欧州に本格派兵すれば堂々たる戦勝国として真の勝ち組になれる
戦後、欧州のベルサイユ体制、太平洋のワシントン体制の新秩序の主導者になり、米英仏とともに、敗戦国ドイツと異端者ソ連に対抗し、蒋介石も圧倒的上から立場で掌握できるだろう
当然、WW2は独伊ソと日米英仏で戦われ、名実ともに世界の一等国として君臨できる