604です
>>605>>618
ありがとうございました
おおすみ型の全通甲板は空母への布石でも運用上の理由があっての全通でもなく
屋根を省いて「ケチった」車両格納庫だったという視点は初めて知りました

当時の自衛隊に固定翼機を離着艦させる空母の必要性が無いのは分かりますが
ヘリ専用で固定翼機を運用する予定が一切無いDDHであっても
艦橋を中央に置いて前方は速射砲や武装に使う航空巡洋艦型より
艦橋や武装は片舷に寄せて空母型の全通飛行甲板を持つ
もしくは前方の武装を潰して前方に配した艦橋〜広い後部飛行甲板か
幻のひゅうが型初期イラストのような全部飛行甲板〜艦橋〜後部飛行甲板にした方が
排水量あたりの艦載数・同時発着数は飛躍的に伸びるはずですよね
はるな型・しらね型がそうしなかったのが疑問に思うのです
「艦載数3機・同時発着数1機」程度の能力で当時は十分で
飛行甲板を広げてそれ以上ヘリ運用に特化しても
ヘリ運用能力が過剰になってしまうから求められなかったのでしょうか?
艦載数はともかく同時発着数は前方の武装を削って艦橋と格納庫を少し前にオフセットして
あと少し後部飛行甲板が延びれば2機同時発着が可能になりそうに見えて歯がゆいのですが…
(全通ではなく前部を艦橋が塞いでいれば左翼に空母だなんだと騒がれないでしょうし)
例で挙がったアンドレア・ドーリア級ヘリコプター巡洋艦やヘリ空母ジャンヌ・ダルクの配置も
広い飛行甲板を持つ後年のヘリ空母・ヘリ揚陸艦を見慣れると中途半端に感じますが
これらの艦級もそれ以上飛行甲板を広げてもヘリ運用能力が過剰になるから
要求された運用能力以上を追い求めずに残りの甲板面積を武装に使ったという事でしょうか