【速報】H2Aロケット45号機、打ち上げ成功 英国通信衛星を分離 種子島宇宙センター
南日本新聞 12/23(木) 0:45配信

桜島上空に弧を描くH2Aロケット45号機の光跡=23日午前0時32分から6分間露光、鹿児島市吉野町
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三菱重工業は23日午前0時32分、英国の衛星通信サービス大手の衛星を搭載したH2Aロケット45号機を、南種子町の種子島
宇宙センターから打ち上げた。 約26分後、衛星の分離に成功した。 
H2Aは2005年の7号機からの連続成功を39回に伸ばした。

搭載したのは、インマルサットの第6世代通信衛星「Inmarsat−6」シリーズの初号機。
高さ7.5メートル、重さ約5.5トン。 同社のこれまでの商用通信衛星で最も大きい。

通信容量が大きいKaバンド、悪天候に左右されにくいLバンドと二つの周波数帯の同時通信を実現。安 定したサービスを提供できる。
従来より周波数帯が広がり、世界中で利便性が高まることが期待される。

H2Aが海外から受注した衛星や探査機を載せるのは今回が5件目。

45号機は全長53メートル、重さ442トン。当初21日の打ち上げ予定だったが、天候の悪化が予想され22日深夜に延期。
同日午後11時33分の発射に向けて準備中、機体に確認事項が見つかったとして、発射約1時間前にカウントダウンを止めた。
その後問題がなかったことが分かり、約1時間遅らせた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36750392648f0686e93b3a3f0b9fe8f67d56eb5f