ソ連は「進撃の巨人」の壁内 声優ジェーニャさんが見た崩壊「前夜」
朝日 2021年12月25日 8時30分
ソビエト社会主義人民共和国(ソ連)が崩壊して12月25日で、ちょうど30年。今や日本には「ソ連」の名前を知らない若い世代も育ちつつある。
ソ連とはなんだったのか。そこで、どんな人たちが、どんなふうに生きていたのか。
子ども時代をソ連で過ごし、崩壊直後に入ってきたアニメ「セーラームーン」がきっかけになって日本に暮らすジェーニャさん(40)にインタビューした。
――ソ連とは、ジェーニャさんにとってどんな国でしたか。
「私にとって、ソ連は漫画『進撃の巨人』のような世界でした。
壁で囲まれた中で生まれた主人公たちが外の世界を全く知らないまま暮らしているという、まさにそれです」
「国が情報をコントロールし、人々に国外の様子を教えない。 知らなければ自分たち以外の世界は存在しないとの同じだから、どんなに物や情報が
なくてもそれが当たり前だと思う。 だから、ある意味、幸せ。それがソ連のコンセプトの一つだったと思う。幼少期の私もそうでした」
「バナナは黄色くなってから」誰も知らなかった
――幸せでしたか?
「ソ連時代のシベリアのノボシビルスクに生まれ、その後、モスクワから200キロ東のゴーリキー(現在のニジニ・ノブゴロド)などに住みました」
「商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。 並んでいるのは、おいしくなさそうな缶詰だけ。
バナナも、めったに目にすることはなかった。 だから、緑のバナナは黄色く、甘くなってから食べるということも、誰も知りませんでした」(続く)
民〇党?ですが、武蔵野は燃えているか
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781名無し三等兵 (ワッチョイ 957d-2Et2)
2021/12/25(土) 11:12:55.68ID:NChsrzgh0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
