ウクライナ巡る10日からの協議、米ロ悲観的 「進展期待できず」
ロイター 2022年1月10日1:43 午後 一部抜粋
ロシアは9日、米国の圧力に屈して譲歩することはないと表明し、
10日からのウクライナ危機を巡る協議について、予定より早期に終了する可能性があるとけん制した。
一方、米政府は、協議では大幅な進展は期待できず、ロシアが緊張緩和に向けた措置を取るかどうか次第とした。

RIA通信によると、ジュネーブでの協議でロシア代表団を率いるリャブコフ外務次官は、
協議は初回のみで打ち切りになる可能性があると発言。
「どんな可能性も排除できない。米国は幻想を抱くべきではない」とした上で「われわれは圧力を受けて譲歩することはない」と述べた。

ブリンケン米国務長官もCNNのインタビューで、協議を巡り
「何か突破口が見つかるとは思えない」などとし悲観的な見通しを示した。