林恵淑科学技術情報通信相、「宇宙強国コリア時代を切り開く」
WoW!Korea 1/1(土) 11:39配信

イム・ヘスク(林恵淑)科学技術情報通信相は新年のあいさつを通じて「2021年は難しい状況だったが、韓国にとって喜びと希望の瞬間もあった。
純国産技術で開発したロケット、ヌリ号が宇宙に力強く上昇する感動の瞬間を、全国民がこぶしを握りしめ胸をこがして共に応援した」と振り返った。

また「計画通り完全な形で遂行できなかったのは残念だが、10年以上蓄積した時間があったからこそ、ここまで来られた。
韓国の研究員、約300の民間企業の従事者、信じながら待ち応援してくれた国民がいたからこそ可能だった」と感謝の意を示した。

さらに「第1次打ち上げで足りなかった点を徹底的に補完したヌリ号が、大韓民国の名を冠して宇宙に届くよう全力を尽くす。
国産衛星航法システム(KPS)、月周回軌道衛星打ち上げなど、民間と協力した宇宙開発を本格的に推進し『宇宙強国コリア』時代を切り開く」と強調した。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/33f8dd8fcd108ca2bdb026182be93c4d665f39fa

いやむしろ10年近い時間は蓄積というよりも浪費じゃないかと。
これだけ間が空くと中の人の移動や退職などで失われたノウハウも多かったろうし。

それに既存の六宇宙大国体制(米ロ中EU日印)の後ろにコバンザメ宜しくくっついてくる名ばかりの「七番目の宇宙大国」としてやっていくのならともかく、
本物の宇宙大国の一角に食い込むにはウリナラの予算もリソースも全く不足しているのですが。

既存の年間1千億円程度の宇宙開発予算と、年1本少々の衛星ロケット打ち上げペースでは、六大国との差は広がりこそすれ決して縮まらないのだから。