>>526

坂井三郎氏は、『零戦に20ミリは愚の骨頂』と言っているね。
片翼60発しかない20o(99式一型)なんて当たればB-17ですら一撃だが、対戦闘機戦ではお荷物だったと回想しているね。
7.7ミリと弾道特性が違うから使いにくいっていったらありゃしないと。

だから、零戦では7.7oを6丁(スピットファイアなど)とか、12.7o(13o)を四丁(F4Fなど)にしてくれた方がありがたかったと。
大口径機関砲を好むのはドイツ的だが、それは現代でも同じなのは面白い。

現代ではアメリカ(日本)では発射速度が高いガトリングガンが主流だが、欧州では小型軽量にまとめられるリボルバーカノンを好んでいる。

ソ連(ロシア)はGSh-23という二銃身型機関砲を開発してこれを愛用しているが、この銃も機構が面白い。
お国柄というかなんというか…