船舶の推進方法で船体尾部にスクリューを設置することで伴流の運動エネルギーを効率よく推進力に利用する方法がとられている
船体から細長いスケッグを伸ばして2つのスクリュウを胴体から離して設置するより、船尾材に接続する単一スクリューの方が効率は一般的に高いという

航空機の胴体の場合、胴体に沿って流れる伴流があっても乱流境界層ぐらいの薄っぺらなものなので
胴体直径の3倍ぐらいあるプロペラを胴体の尾部に付けてもあまり意味がないということだろうか。

まあ、シロート考えでもXB-42みたいに胴体前方に空気の流れを撹乱するプロペラを置かない方が抵抗は少なくできるだろうから、胴体後端にプロペラを置くメリットは航空機でもあるのだろうな