Fw190は円形のカウルに三角断面の胴を接続し隙間に排気管を配すると言う巧妙な造形になってる
そして矩形の後端に向けて直線で結んで断面積を減じてゆくので強いて断面積を減らそうという意図は感じられない
前端に関しては開発時点では入念な検討によって絞りこむことを選び全体として水平断面は紡錘というか涙滴型になってる
したがって(水中を泳ぐ)魚に範を取ったとの証言もあるキ44のカウル後に作りづらい負の曲率を強いて適用してくびれを設けたのとは似て非なるものだ
空力に配慮した高性能空冷機というと日本機を除くとF8Fくらいしかないがこちらも機首はすぼめて側面は機尾に向けて滑らかに流線を描いていて
強いて断面積を減じようという配慮はない
キ44はユニークではあるがそのことによって返って合理性の欠如を表しているとも見える
シーフューリー?キ100みたいな奴?どうでもいいや