>>689
> 極超音速弾相手だろうとミサイル射程が100km以下にはならんので

ええ…そっからかよ

まずね、A-SAMやSM-6の極超音速兵器・弾道ミサイル対処距離は、絶対に数十kmになるの
>>678でも書いている通り、A-SAMやSM-6のような空力操舵式のミサイルの場合、原理的に目標が高度30km程度まで降りてこないと交戦できない
よってダイブ角を-30度程度と浅く見積もったとしても、交戦可能な距離はダウンレンジにして精々60km以下になる

それ以上の高度・距離で交戦するなら、これまではSM-3やTHAADのようなスラスター式のキルビークルが用いられてきた
ただ、それらのキルビークルは弾道飛翔するRVを精密な軌道計算・未来位置予測に基づき迎撃するように作られており、大気圏上層の空気抵抗を用いて大幅にスキップ・変針可能なHCMやHGVには追随できない

よってHCMやHGVに100kmを越えるような遠距離で対処するには、諸外国のツイスターやグライドブレーカーのようなHGV・HCMの巡航高度で巡航・運動が可能な全く新しい迎撃ミサイルが必要になるの

そしてそして、レールガンの弾丸にそれら新型ミサイルと同様の機構(シーカーやスクラムジェットエンジン等)を備えるのは困難だし意味がない上、
実際にポンチ絵をみても対処距離が数十kmとなるA-SAMのさらに内側での対処を想定していることは明らかなんで

レールガンが100kmを越えるような長距離での対処を想定しているとは考えられないわけ