ダメコンは難燃化とかスプリンクラー設置とかセンサー設置とか応急班の人員増とか設備の高性能化とかいろんなものの総合だが……

浸水への対応だって浸水区画のハッチを閉鎖したが破壊でハッチ歪んで締まりきらず漏水する場合もある
その場合はハッチに角材を組んで補強するのは応急班の防水で手作業
小さな穴があいてるときそれを角材で塞ぐのも防水だがやはりどちらも応急班による手作業になる

被弾による衝撃で自動化機器が故障する可能性はどうしてもある
しかも健全な区画にある自動化ダメコン機器が被害区画に移動してくれるわけでもない

現在の技術力ではダメコンは人の頭数が重要なのは避けられない
大規模な省人化や自動化する場合には
FFMのように大被害受けたときは艦の放棄も視野に入れるなど割り切って採用するか
ズムウォルトのように巨体のもつタフネスさで被害を受けたときのダメージを相対的に抑えるのいずれかしかない

ただし自動化や省人化してはいけないわけでもない
被害に対してどのくらいの人間をあてれるのか
どんな被害を受けたときにどのくらいダメコンで抑えたいのか
様々な要求から自動化のレベルが決定される
無人化すればいいというわけではないが
人をたくさん使えばいいというわけでもない