オーストラリアを降伏させるには陸軍20万が必要と試算されている。

これだけの兵力を用意するには関東軍に大きな負担が出るとされて陸軍が拒否反応を起こした。

20万の兵員輸送はめどがたっているが、その後の維持に関しては史実を鑑みるに甚だ不安が残る。

連合軍も全力で補給阻止に走るであろうし、戦場での勝利にこだわった挙げ句輸送は大失敗を繰り返す海軍。
米軍が史実で行った絶対制空権の確保もままならないだろう。
主要都市を攻略されても、オーストラリア首脳部と軍が後方に逃げられては降伏させる事が出来ない。

ガ島みたいなちっぽけな戦線ですら回復不可能な損耗をしてしまう日本軍にオーストラリア侵攻は死地に飛び込むようなものではないか。