>>727
米魚雷の改良によって商船の損害が増え始め、泥縄のように海上護衛総隊が整備された。
後だしジャンケンになるがタンカーだけ増やしても片手落ちであり、原油を日本まで
運ぶ護衛艦艇ももっと早くに増産しなくちゃいけなかった。
また船団の敵は波の下どこか空の上からも来てたから、護衛空母だって史実よりずっと
たくさん要る。ただ、それらが用意できるほど日本が豊かな国だったら戦争なんて起こらん
かったろうな。
もう一つ後だしジャンケンすると、ならば普通の艦隊型駆逐艦や空母はどうしてたのかと
言えば、船団が艦載機や潜水艦に食われている間でさえ、来もしない艦隊決戦のために温存
されちまってたんだよな。これには『海上護衛戦』の著者、大井篤も苦言を呈してる。