【北京五輪】小林陵侑ら日本選手団パワーの源は「和食」 羽生結弦絶賛ギョーザも冬季大会初提供 (日刊スポーツ 2/16)
(前略)
同施設は16年リオ、18年平昌、21年東京大会に続き、今大会では現地2カ所に設置された。
「味の素ビクトリープロジェクト」グループ長の篠田幸彦氏は「冬季競技は直前まで海外転戦して入る選手が多く、和食を食べるのが3、4カ月ぶり
くらいの方が多い。 家庭で食べられる和軽食の類いでも喜ばれる想定で出している」と和軽食メニューの充実を強調した。

東京大会の知見を生かした。 今大会の同施設の「勝ち飯」は「だし茶漬け」と「具だくさん鍋」だ。
篠田氏は「東京五輪では食べる前にだしを飲むことで、胃を動かしていただいた。 だし茶漬けはその発展系。日本らしいメニューです」と話す自信作だ。
また、「具だくさん鍋」は豚汁などをベースに、東京大会でも提供されたアスリート向けギョーザ「エナジーギョーザ」「コンディショニングギョーザ」や
野菜などの具材を自由にトッピング。好みにアレンジできる。

2種のギョーザはフィギュアスケート羽生結弦の「ギョーザが好きっす! 何個でも食べられる」との声を受け、東京大会以前に開発着手したもの。
東京大会で大好評。JOCから同大会閉幕直後に「冬でもぜひ」とリクエストされ、冬季大会では初提供となった。

コロナ禍でも万全の体制が整えられた。感染症対策で、スタッフ人数が制限された。
バブル内への食材受け渡しができず、野菜などの生鮮品の現地調達は不可能。 食材はほぼ日本から発送。
追加発送もできず、日本から発送した箱数は過去大会の倍以上になった。

篠田氏は「選手の心と体の健康をしっかりと整えてあげたい。『G−road−』がメダル量産の基地になることを心から祈っています」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/65e89c3648b7d0140958d70d808c8e8ffcd65c53

去年の東京五輪で選手らに大好評の餃子は今度の北京五輪でも勝負飯として活躍中。

もっとも完全ホーム開催の東京と違い、北京はアウェーで料理人や食材の持ち込みにも大きな制約があるので困難は多いらしい。