>>130
アメリカの戦争態勢が整っていなかったから。
準備が十分ではなかった相手をいきなり攻撃したのだから、相手が態勢を整えて本格的に反撃してくるまでなら優位に立てた。

もちろんそれは日本も十分に認識していて、だからこそ「先制奇襲で」大打撃を与え、相手が混乱から立ち直る前に制圧したい地域を全て制圧して優位な状況で講和する」計画だったのだけれども、思いっきり見込みが外れた(というか実のところ最初からそんな見込みは成立してなかった)のは史実の通り。
アメリカも
「我が国は戦争態勢が整っていないので、近日中に日本と戦争しても初戦は受け身で守りに回ることは避けられないだろう。
 しかし守り切ることはできるのだから、最初は不利で受け身でもその間に態勢を整えてその後一気に反撃に転じればいい」
とは考えていて、これまた実際そのとおりに戦争は進んで終わった。

まあ、アメリカは「日本は最初にまずフィリピンを攻撃してくる」と信じてたので、真珠湾攻撃されて大損害出したところから戦争が始まった事自体は「え!?」というところではあったけれども、総合するば「まあまあ事前の予想通りに戦争を進められた」というところだ。