サボ島沖海戦で、
「戦藻録」の10月16日の日誌では、久宗(青葉艦長)、荒木(古鷹艦長)、参謀長から聞き取りを行い、
いくつかの所見を書いており、そこでは夜戦失敗は事前の偵察不十分に在るとしている・・・・

担当した第11航空艦隊の航空偵察が不十分だったという事になりますが、
第11航空艦隊の航空偵察が不十分なものになってしまった理由は何ですか?

・偵察機の定数・稼働数そのものが少なかった。(絶対数の不足)
・稼働機数は充分なのに、実際に偵察に飛ばした偵察機の数が少なかった。(出し惜しみ)
・充分な機数を飛ばしたが、偵察機の運用が悪かった。(偵察した海域にむらがあった。そのむらの部分に米艦隊がいた)
辺りが考えられると思います。