帝政ロシアの時代には作家ならトルストイのような、戦争の悲惨さを問うた画家(元軍人)がいたんだけどね
今のロシアじゃ・・・・声は上げにくいだろうね

https://jp.rbth.com/arts/84420-vasily-vereshchagin-sensou-wo-rikai-shita-gaka
ワシリー・ヴェレシチャーギン:誰よりも戦争を理解した画家
文化2020年10月24日ボリス・エゴロフ

当初戦闘地域に向かったヴェレシチャーギンは、戦争を「音楽とはためく羽飾り、旗、大砲の轟音、ギャロップで進む馬を伴う一種のパレード」と考えていた。
しかし、現実に直面した彼は、戦争が実際には苦悩、死、身体的・精神的苦痛、恐怖、残虐で野蛮な所業でしかないことを知った。
ヴェレシチャーギンは戦争のありのまま――傷付き死にゆく兵士ら、死体の山、生首、疲弊し打ちひしがれた人々――を描いた。

https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/2020.10/original/5f94248f85600a2631393caa.jpg
戦争に対する画家の姿勢を如実に示す絵画の一つが、『戦争の結末』だ。
この絵には頭蓋骨の山が描かれている。
当初ヴェレシチャーギンはこの絵を『ティムールの勝利』と名付けるつもりだった。
だが、具体的な時代と結び付けることをやめ、「過去、現在、未来のあらゆる偉大な征服者ら」に捧げることにした。