>738
茅ヶ崎市史がマッカーサー参謀研究を翻訳して掲載していますが、そこでは空挺が降下予定の「高崎付近」に毒ガス散布が検討されています。
毒ガスは、さすがにそうそう何か所にも行えないので…後知恵ですが多分、境付近へのガス攻撃は無いと思われます。
(米軍にとって主攻軸は相模湾だし)

>739
相模湾に反撃しても、うまく行けば1個連隊程度撃破の可能性はありそうです。が・・・

九十九里:1~2個連隊を撃破し、海岸橋頭保に大混乱を引き起こし、米軍の揚陸計画全体が混乱する。
相模湾:米軍前進軸側面から突入し1個連隊を撃破し、一時的に敵前進軸を分断停止できるが、海岸橋頭保は無傷。

明らかに九十九里の方が反撃効果としては高いです。

で旧軍の最終的な目的は、敵主攻の撃破ではなく、一撃講和の為の精神的大戦果。
その為には全反撃戦力を結集し攻撃、最大効率で米軍の死傷を増加させ、人命比重の差(日本軽い。米軍重い)を最大限に利用した累積消耗戦略で米軍に挑むしかないのです。

(そもそも物理的な完全な米軍撃破は、九十九里も相模湾もどっちも無理)