朝鮮語版wikiより

2011年10月に訪韓したニハト・クイックマントルコ国防次官とトルコ防衛事業庁の高位関係者が、金官鎮国防長官と老大来防衛事業庁長などに会い、KFX事業に参加する案を検討したが、成し遂げられなかった。トルコは韓国50〜40%、トルコ40〜30%、インドネシア20%の持分を提案した。[19] 韓国はこうした持分が現実化すれば韓国主導のKFX事業が転倒することを懸念し、トルコとの妥協点を探すために努力したがこれは不発となった。また、トルコは一部機体自国内量産、AH-X事業でT-129ミンギスタ導入、技術移転などとんでもなく不公平な要求をして、トルコとのKFXコラボレーションは不発となった。代わりにトルコは2023年までに第5世代ミドル-ハイ級の超音速戦闘機を製作および量産するというTFXを始めることになった。

しかし、トルコの不足した技術力と貧弱な経済力を考慮すると、この計画は事実上プロパガンダに近い実現不可能性を持っている。

大韓民国のKAIが1991年中等プロップ訓練機であるKT-1を初度飛行に成功させ、2002年超音速高等訓練機であるT-50を初度飛行、2011年超音速軽攻撃機であるFA-50を初度飛行に成功させることで戦闘機量産に向かう段階的な技術向上を着実に踏んだのに反して、トルコは韓国のKT-1 ウンビに該当する中等訓練機TAI ヒュルカスすら目標初度飛行年度である2009年まで開発を終えず、2011年に先延ばし、初度飛行を進行しなければならなかった。

このような状況で、2016年のトルコクーデターのような悪材が重なり、2023年までに第5世代ミドル-ハイ級戦闘機を作って量産するというとんでもないトルコ政府の計画はますます不透明になっている。