>>380
戦闘機の寿命は飛行時間に基づくから、設計寿命の飛行時間と用途による年間飛行時間の違いで、方や40年、方や20年でも不思議ではない。
キミの例だと、F-1はASIP適用により4050時間、F-4EJはEJ改で5000時間。F-1よりも寿命が長いF-4EJ改が、より長い運用期間になるのは不自然ではない。
F-15に至っては設計8000時間で、実態1万時間イケるって報告も出ているくらい頑丈だから、そりゃあ40年も使えるってことになる訳ですよ。

あと、F-4EJの退役が引っ張られたのは、設計寿命を大きく超えさせてでも、gen5のライセンス生産が欲しかったという事情が大きい。
とりあえずの繋ぎでヤバいのはF-2で更新するか、って議論が出るくらい、F-4EJ更新は急ぎでやる必要があったんだが(寿命切れ多数だった)、
大本命として交渉してたF-22が輸出解禁される気配もない中で生産終了が決定し、F-35は絶賛開発中な上に共同開発参加方式で外様の日本に回る気配もない。
そんな状況で交渉を続け、日本にMRO&U置きたい米国の思惑もあり、F-35のライセンス生産がOKになったものの、開発遅延で納入遅延で入替遅延と残念な状況が続き、
一方で定数削減する訳にもいかないので精密検査を繰り返し数百時間単位でギリギリの寿命延長を続けてF-4EJが日本の空を守った、という流れ。