>>809の続き

実はウェーク島の大艇で、ミッドウェー島周辺海域を哨戒することは
できなかった。

「ウェークは離着水域狭く、暗礁多くして、二式飛行艇の満載離水
および夜間使用のはほとんど見込みなく」(公刊戦史)p225

ウェーク島は十分な離水距離を確保できないため、満載燃料では飛び立てない。
せいぜい片道800浬が限度ということで、
実際は側程もあるので、進出距離600浬の哨戒を実施していた。