>>984の続き

もちろん、いろいろ手を尽くしたところで見つけられないことだってあるし、
仮に発見に成功しても、予測が狂うことだってあります。

そこはクラウゼヴィッツの言うところの
「偶然という要素が加わる以上、そこには常に的確に予知し得ないものがあり、
従って僥倖が戦争において大きな地位を占めないわけにはゆかない」
であり、天祐を信じるしか部分も残されます。

しかし、敵空母が北西から哨戒圏に入ることを知りながら、基地司令官が
従来の哨戒計画を繰り返し、「天候不良で見つけられませんでした」とか、

空母部隊司令官が、発見時の彼我の距離の推測も立てずに
ただ漫然と発見報告を待っていたのだとしたら、

厳しく批判されるべきと考えます。