1985年のブレジネフの大ヘマ。モスクワの一流大学から学徒を動員してアフガニスタンへ送ってしまった。
当時、ソ連の大学生には軍事教練単位があり、これさえとっておけば、兵隊として徴兵されることがなかった。
将来、総動員がかかった場合には、初任で少尉にしてもらえるのである。
ところがブレジネフはいきなり、エリート家庭の子弟から「徴兵回避」の特権を剥奪したわけだ。
ソ連国内では誰もアフガン戦争を支持しなくなった。
さすがにプーチンはこの失敗は繰り返さないだろう。