キエフ近郊で攻防激化 ウクライナ反撃、ロシア軍後退
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【リビウ(ウクライナ西部)、ワシントン共同】米国防総省高官は23日、ウクライナ軍が首都キエフ東方のロシア軍部隊を、
キエフの中心部から約55キロの地点まで数十キロ後退させたとの分析を記者団に明らかにした。キエフ近郊自治体の
情報では、近郊3自治体をウクライナ軍が再掌握し、反撃の動きを強めた。ロシア軍が非人道的として批判が強い
「白リン弾」を使用したとの報道もあり、首都周辺の攻防が激化している。
 バイデン米大統領は23日にホワイトハウスで記者団に、ロシアが局面打開のために化学兵器を使用する可能性は
「現実の脅威だ」と指摘した。