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ざっくり抜粋

ライク代表はBAEシステムズジャパン設立について、「日本市場は当社にとって非常に重要な市場」であることをあらためて強調しつつ、
「新会社を設立することで、日本のパートナーにより良いサービスを提供することができるようになる」とコメント。

「新会社が日本市場に対する当社の長期的なコミットメントの象徴となり、日本が最も重要なものを守るために役立つ技術や能力を
共同開発しながら、関係を強化するという当社の願いを叶える一助となることを期待している」とした。

同社の担当者は本紙に対して、「BAEシステムズは日本の目標達成を支援できるユニークな立場にある」との認識を示しつつ、
「日本は様々な技術分野においてリーダー的な存在であり、日本の産業界から学ぶ機会が多くあると同時に、当社の経験や知識を
共有することができると考えている」とコメント。

「技術的なコラボレーション、そして当社の専門知識や得意分野を共有することは、相互利益、能力の向上、経済発展の機会を
もたらすと考えている」とするなど、様々な角度から技術協力、共同開発に踏み込むことに意欲をみせた。

BAEシステムズ担当者は「当社としては昨年12月に発表された日英間のサブシステム協力の強化に関するニュースを歓迎しており、
この前向きで継続的なプロセスにおいて英国政府を引き続き支援していく」とコメント。

その上で、「発表された合意の一環として、日英両国は共同実証エンジンプログラムの開発作業を進めるだけでなく、
2022年を通してさらなるサブシステムの協力の可能性を模索し続ける」とし、「英国での作業はBAEシステムズ、レオナルドUK、
MBDA UK、ロールス・ロイスが構成するチーム・テンペストのパートナーシップによって実施する」とした。

この担当者は「今後数カ月のうちに、新オフィスを東京のアーク森ビルに移転する予定」にあることを明かした。

「新オフィスは既存のBAEシステムズの日本オフィスよりも広く、新会社の従業員の拡充や今後の成長を可能にするための
ニーズに対応できるようにする予定にある」としており、戦略市場として位置付ける日本市場の前線基地となる
BAEシステムズジャパンの体制を拡充していくことを示唆した。