>>829

続き
坂口は、『ローマ人の物語』の14巻までを通読したうえで、エンターテイメントとしては評価しつつも、根拠のない断定や誤謬があり、歴史書として読むことはできないと指摘する。
本村凌二も、本作の叙述について、史料がないにもかかわらず「何をもってそう描けるのか」という疑問があると述べている。
小田中直樹は、古代ローマ史学者の南川高志の著作と『ローマ人の物語』の比較を行っている。
小田中によれば、『ローマ人の物語』は史料批判や先行研究の整理が不十分であり、歴史学の方法論に基づいていない。
そのため、叙述の根拠が著者の感想にとどまっているので、歴史書ではなく歴史小説であるという点に留意する必要があるという。

抜粋終わり。

お前の頭の悪さが露呈したな
受験秀才