>>12
と言うより、ソ連時代の物量を武器にした縦深戦術が事実上過去の遺物になってから
それに変わる戦術を打ち立てられなかった感がある。
個々のアセットや兵員の質を上げて対応するには不良債権と化した過去のアセットの処理と
新たな戦術研究の金が足りず、かと言ってソ連時代の戦術を維持するにはそもそもの人口が足りない。
加えて質で数を埋めたタイプの軍隊で守るにはロシアは物理的に広過ぎる。

結果、腐るほど溜まっていたモスボールの車輌を無理やり前提に組み込んだ上で
一部の部隊にだけ高品質の装備と訓練を施してこき使う、出来損ないの縦深戦術と出来損ないの電撃戦のMIXという
西側と東側の悪いところ取りになってしまった、ならざるを得なかったと言うのが真相じゃないかな。