>>204
そのあたりは艦のサイズやメンテナンスの利便性等との兼ね合いもあるだろうけど、
はぐろやFFMから採用された形式のマストだと、世艦の昨年5月号における
徳丸伸一氏(元海将補、第一術科学校長)の解説によれば、ESMアンテナをトップに置いたことで

「そのためESMによる最大探知距離が延伸され、脅威電波の早期探知が可能となり、対艦ミサイルへの
 対処能力もわずかではあるものの向上した。
 具体的にはESMアンテナが役5.5m上がった事により約1km目標の探知距離が延びたことになる。
 
 これはマッハ0.9の巡航ミサイルへの対応を例にとると、約3秒対処可能時間が増加することになる。
 わずかな時間ではあるものの、対艦ミサイル対処においては貴重な時間である。」