「末端」だったから下剋上も早い? 身近な電子機器の中核に入り込む中国製チップ

あらゆる分野で“同時多発的”に中国製が増えている。身近なところでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19
)の影響で需要が急増した非接触体温計や血中酸素飽和度計のおおむね8割が中国製であり、内部の半導体チップさえも中国メーカーのものが使われている。
大型量販店などで売られる比較的安価なワイヤレスイヤフォンも多くは中国半導体が“丸々”使われている。

中国製アナログチップは非常に多く使われている。電源系、通信系、オーディオ系など応用分野での中国製アナログは、デジタル以上に広がりを見せている。
ほぼ毎週のように日本製の大型製品も分解しているが、そこにも中国製半導体は使われている。

2021年2月にソニーが発売したHDMI入力ができるハイエンドスマートフォン「Xperia Pro」には中国Lontium SemiconductorのHDMIチップが使われている

中国製は「しょせんは末端のチップだろう」と言う人もいるかもしれない。だが、末端で成功したものは必ず1つずつ上に登ってくる。
https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2203/04/news012.html


中国製は安価で信頼性も高いから世界中でひっぱりだこだ