ロシアのウクライナ侵攻に短期的な終わりは見えない、と西側当局者は言う
https://edition.cnn.com/2022/04/15/politics/ukraine-russia-protracted-war-us-european-officials/index.html
(CNN)アントニー・ブリンケン国務長官は欧州の同盟国に対し、米国はウクライナにおけるロシアの戦争が2022年末まで続くと考えていると語った。米欧の当局者が紛争に短期的な終結は見込めないとの評価を強めている中、2人の欧州当局者がCNNに語った。
CNNの取材に応じた多くの当局者は、戦争がいつまで続くか正確に予測するのは難しいと強調したが、複数の当局者は、ロシアのプーチン大統領の最終目標が変わった兆候はなく、軍事的敗北に直面しない限り外交交渉を進めるとは考えにくいと述べた。
長期戦になる可能性があるという考え方は、ロシアがすぐにウクライナの首都キエフを奪取すると予想されていた戦争初期からの著しい変化であり、戦場でのモスクワの失敗を浮き彫りにしている。

国家安全保障顧問のジェイク・サリバンは木曜日、ウクライナでの戦闘は「長期化」しそうだと述べ、「数ヶ月、あるいはもっと長く」続くだろうと語った。
議員やその側近の中には、3年間続いた朝鮮戦争との比較を静かに行っている者もいる。
他の2人の欧州当局者は、ロシア軍が新たな攻勢をかけると予想されるウクライナ東部の戦闘は4?6カ月続き、その後膠着状態に陥る可能性があると考えていると述べた。

国務省高官は、「紛争が長期化するのではないかという懸念について相手と話し合ったが、彼の関与はすべて、できるだけ早く紛争を停止させる最善の方法を中心に展開されている」と述べた。

英国外務省のジェームズ・クレバリー大臣は今週、ドンバスにおけるロシアの新たな戦闘の開始は数週間先になるかもしれないと述べ、記者団に対し、「機会の窓がある。だからこそ、我々の支援の性質が非常に重要で、ウクライナ人が必要な仕事をするための武器や装備を提供しているのだと思う」と語った。