「モスクワ」撃沈のウクライナ製ミサイルより優秀? 陸自12式SSM 離島防衛の切札
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc81fe29f713dcbbac89293316656dad23300a92
 ちなみに、2020年12月の閣議では、この射程を当初900kmまで延伸させ、
最終的には1500kmにまで伸ばして事実上の巡航ミサイルに改良するという案が浮上しました。
この背景にあるのはロシアや中国の台頭です。
アメリカのように敵を圧倒できるほど、強力な空軍力や海軍力を持っていない日本にとって、
88SSMや12SSMは非常に有効な装備です。陸上自衛隊でも203mm自走りゅう弾砲や多連装ロケット弾発射機、
155mmりゅう弾砲FH70など、かつての主力装備については軒並み削減が進められる一方、地対艦誘導弾だけは増勢が続いています。
そこから鑑みると、12SSMのような地対艦誘導弾は、離島や海峡防衛という観点から、今後も増えることはあれど、減ることのない装備ともいえるのかもしれません。