「コロンビアが新訓練機に韓国製選択…6億ドルの輸出迫る」
5/2(月) 8:34配信
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中央日報日本語版

韓国戦争(朝鮮戦争)参戦国コロンビアへの輸出契約が迫ったFA50。[写真 韓国航空宇宙産業]

韓国型軽攻撃機FA50のコロンビア向け輸出契約が差し迫ったことがわかった。米国の軍事専門メディア「ディフェンスニュース」とスペインの「インフォデフェンサ」などによると、コロンビア空軍は新型訓練機事業の機種として韓国航空宇宙産業(KAI)の高等訓練機T50とFA50を事実上確定した。コロンビア空軍は40年以上にわたり運用してきた訓練機A37Bの代替機をめぐり、KAIのT50とFA50、イタリアのアレーニア・アエルマッキのM346をめぐり天秤にかけてきた。

【写真】韓国製訓練機FA50に乗って親指を立てる文在寅大統領

ディフェンスニュースはコロンビア空軍が契約関連交渉について否定したが、匿名の消息筋はコロンビア政府が空軍のT50・FA50選定を承認したと明らかにした。コロンビア空軍が保有するイスラエル製戦闘機のクフィルが退役した後の戦力空白まで埋めようとした契約だ。

輸出規模はT50とFA50を混ぜて最小20機、6億ドル規模とディフェンスニュースは伝えた。インフォデフェンサは韓国が契約締結の見返りとして哨戒艦とヘリコプターの供与を提案したと報道した。

T50は最高速度マッハ1.5の高等訓練機だ。FA50はT50を基盤に作られた軽攻撃機だ。20ミリメートル機関砲を装備し、空対空・空対地ミサイルと爆弾を搭載できる。契約が決まればコロンビアはインドネシア(22機)、フィリピン(12機)、イラク(24機)、タイ(14機)に次いで6番目のT50・FA50輸出対象国になる。