>>400
日本と違って敵の上陸地点に大半の地上戦力を1日内に投入できるのが台湾陸軍のチノ=リ。
ほぼ全陸自が九州に駐屯している状況に近い。

基本的に想定は沿岸部の駐屯部隊が敵をけん制している間に自走砲とロケット砲でビーチを叩く、敵が弱くなったら機甲部隊で潰す作戦だ。
特に西北部海岸に小高地が多く、交戦初期の時間稼ぎに向いてる。
西南部に水田が多いため、敵にとって迅速な展開は難しい。

そして現代沖縄と同じく、台風に堪えるコンクリート建物がデフォルト故に、「上陸即市街戦」という世界有数のクソ上陸戦が強要されるため、指導層がへまをしない限りかなり地上部隊だけでもかなり持ちこたえる。
戦争に慣れない市民と政治家たちが空爆に堪えるかとかだけが地上戦の懸念事項。
とはいえ冷戦時代の遺産と駐車場の需要から、地下室を持つ建物が多く、都会部は多分東京以上の空爆対策をしている。

防衛上の難点は台湾海峡はぼぼ全域がSAMとSSMの射程内にあり、戦争になったら海軍も空軍も行動しにくい。
戦争になったら両軍にとってもアイアンボトム・サウンドと化するリスクは極めて高い。