>>89
開戦前の考えでは米太平洋艦隊と海軍が決戦を行なって決着をつける その為の出撃拠点としてトラックが必要って理屈だった
そこでトラックを守るためにラバウルを取る事になった
するとラバウルを守るためにソロモンとニューギニアで戦いを始める
そんなこんなで海軍からの求めに応じて大量の陸兵を南太平洋に出して多くの死傷者も出したのにも関わらず、海軍はトラックを奇襲されて基地機能を失ってしまった それまでの2年間、南方で戦った陸兵の犠牲は無意味となりニューギニアソロモンラバウルに展開中の数十万の陸兵は下げる事も出来ない遊兵となってしまった
この衝撃は計り知れない これ以降、陸軍は海軍の言う事を信用しなくなる 
東條首相はこの報に接して一晩考え抜いた挙句に適当な事をやってる海軍作戦への介入を意図して自らの陸相総長兼任、嶋田に海相総長兼任と言う後世から評判の悪い人事を断行して決戦体制の確立を模索する