(CNN) ウクライナの議員らは13日、戦場の状況は開戦時よりもはるかに悪化したとの認識を示し、
米国に防空システムや戦闘機の供与を要請した。
現在の前線は「地獄」の様相を呈していると説明。「我々は開戦当初に比べはるかに多く人員を失い続けている」と述べた。
市民社会活動家は「ソ連製兵器ではこの戦争に勝てない」と述べ、理由として、ロシアが保有するソ連製装備品の方が
はるかに多いこと、ソ連製兵器の弾薬を入手できる場所がないこと、ロシアは兵員数で大幅に勝っていることを挙げた。
「戦況が変わった」ことからソ連時代のミグ戦闘機の供与はもう求めないとの考えを示した。
ロシアに効果的に対抗するには、代わりに多連装ロケットシステムやパラディン自走榴弾(りゅうだん)砲、
F16のような戦闘機が必要だとし、米国に対し、ウクライナ人パイロット向けにそうした戦闘機の運用訓練を開始するよう求めた。