セベロドネツクは川岸に広がる都市で川を渡れる橋が複数ある重要な場所なんだが
つまり橋さえ落とせばセベロドネツクは干上がるので攻略しやすいんだが、橋を落としたら攻略する意味がないという場所
言い換えると、いつでもウクライナは自分の掌中にある橋を落とし、攻略の意義を奪える
この時点でロシア軍がここに固執してるとしたら馬鹿の極み
ロシア軍が固執してないなら、ここが危ないとか攻めてるとか「ないない」て話になる。どっちにしても大して重要じゃない。

もちろん攻略できないよりはできた方が良いが、ロシア軍はルビージュネから襲撃しようとしてる
地形を見れば分かるが、ここからセベロドネツクに向かうには、一つ小さい川がある。
川は大したことなんだが、川が作った河川段丘が両岸にある。
ルビージュネからセベロドネツクに向えうと、広くて遮蔽物のない河川敷を段丘の上から狙い撃ちされる。
非常に攻めづらいというか自殺志願者向け。小さいと行っても川もあるから一気に全速突破もできないし、渡りきれても段丘がすべて側防火点になるので皆殺し。
相当な戦力と火力と犠牲を覚悟しないとまず無理。つまりルビージュネの保持の優位点がない。

主要道路の関係でセベロドネツクを攻めるには他には東側からになるが
これまた道路左側は密林が延々と続いてて、道路を進むイコール対戦車チームから狙い撃ちだ。
林の中には小道が無数にあるが防衛側遊撃には役立つが攻勢の経路には使いにくく、しかも湿地が広がってる。

そして攻撃時に困りそうな場所や地域は全部ウクライナが押さえてる。これは容易には落とせない。