“敵位置把握から約1分で砲撃可” ウクライナ軍支えるシステム
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220522/k10013637741000.html
ウクライナ軍の戦果の1つとして挙げられているのが、今月11日ごろ、東部のルハンシク州を流れる
ドネツ川を渡ろうとしていたロシア軍を攻撃して進軍を阻んだとみられる作戦です。

イギリスの新聞「タイムズ」によりますと、この攻撃で威力を発揮したのが「GIS Arta(ジーアイエス アルタ)」というシステムです。
このシステムは、偵察用ドローンやGPSなどから送られた戦場のデータによって敵の位置を特定すると、
計算ソフトが処理してその地域にあるどの兵器が攻撃に最も適しているかを判断するということです。
これまで敵の位置を把握してから発射するまでに20分以上かかっていた時間を1分程度に短縮したとされています。

アメリカの配車サービス大手のウーバーが最も近い運転手と乗客をマッチングすることになぞらえて“大砲のウーバー”とも呼ばれています。