★白骨街道は佐藤のせい

飢餓と白骨街道と呼ばれたインパール作戦の悲惨な撤退は、15師団だけで起った状況である。
そしてその苦難を味わった当の15師団関係者は皆、そうなった要因と批判を牟田口に対してではなく
ましてや宮崎に対してでもなく(宮崎を高く評価している)、佐藤に対してに向けているのである。
佐藤師団を軍規不在の下品な野盗師団だと罵倒に近い批判をしている。

下記は松村連隊長の回想録と、15師団を事実上指揮していた岡田15師団参謀長の加筆も紹介し
15師団の見解は、悪いのは佐藤だという意見で一致している。

デタラメを宣伝した『抗命―インパール 2』 高木 俊朗に対し、真実はこうだと訴える対抗意識が見られる。
その一部抜粋


『二つの河の戦い―歩兵第六十聯隊の記録 ビルマ篇』
「抗命部隊」  第二大隊砲小隊 桑原真一