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★大田 嘉弘『インパール作戦 』 推薦文
自衛隊のトップも認める戦史叢書に代わる超第一級資料だと絶賛

●戦いの不変的事項を戦史に求める--

歯科医という多忙な身でありながら、昭和五十四年に『沖縄作戦の統帥』、
昭和六十三年には『沖縄陸・海・空戦史』を著述される等、沖縄作戦研究者
としても名高い大田 嘉弘氏が、ビルマ作戦の調査研究に着手されたのは
「インパール作戦は牟田口中将の功名心に基づく無謀な作戦と言われているが
果たしてそうなのだろうか?」という疑問を常日頃から抱いておられたから、と伺っている。
その成果は月刊誌『軍事研究』の「日本の戦史」シリーズに
「何故、インパール作戦を許可したか」および「牟田口中将とディマプール」
と題して、五十六回にわたり掲載された。
このたび、その掲載された記事をコンパクトにまとめ書籍として出版される
運びとなったことは、自衛隊に身を置いたものとして、慶賀の至りである。
以下略


先崎 一(初代自衛隊統合幕僚長 元陸将)