ISW論評セベロドネツクの戦術に関して
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「モスクワがセベロドネツク(とドンバス)の占領に集中していることが、ヘルソン州の、
ここでウクライナの反撃が継続中なのだが、ロシア軍への脆弱性を生じさせている。
ウクライナ指導部はプーチンの誤った優先順位に合わせることを、巧妙に避けているようにみえる」

「ウクライナが反撃と防御に関して適切に優先順位を付けたことで、ハルキウ市ではロシア軍の大部分を砲撃射程圏外に追い出し、
イジュームからのロシア軍進攻を止めることができた。両者ともセベロドネツク防御以上に重要な成果だ」

「現在、ウクライナ軍はセベロドネツクで最後まで戦うよりも、そこから撤退しようとしているようだ。
これが原因で、ロシア軍は緒戦の全面進攻時と比べ、相対的に迅速な市内突入ができている」

「ウクライナ指導部はこの戦争で信じられないほど困難な選択を迫られており、
少なくとも戦略的優先度のレベルで、つまり、ペースと規模そして反撃への大きな希望という点で、一般的にみて正しい選択をしている」

「セベロドネツク救援により多くの資源を投入しないという決断、そして、そこから撤退するという決断はともに、
戦略的には正しいが痛みも伴う。だが、その結果、ウクライナは現在のロシアの戦果拡張を食い止めて、
それからその戦果をひっくり返すことができる良い機会を今でも保持できている」

「事実、在ヘルソン州ロシア軍の集団は、同州北部でのウクライナ軍限定反撃の圧力を感じている可能性がある。
そして、ウクライナ軍はここ数日、インフレツ川の西側で複数の局地的反撃を発動した」
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